海の向こうの君に

40代終盤で既婚の私が海外に住む20歳年下の独身王子君と恋に落ちてしまった。きっとこんな関係二度とないだろうから、思い出の記録として残そうと思います。

コーヒー

二人の旅の時


「コーヒー飲もうか!僕が選ぶよ」


甘くて美味しいコーヒー


二人が親密になってから


実は私ブラックが飲みたい!大人だから(笑)


王子は子供だから甘いコーヒーね!


なんて冷やかしたもんだから


「王女、最近ブラックコーヒー飲んでるんだよ」


わっ!すごーい!!


大人じゃーん(笑)カッコいい❗❗


健康のためにもあまり砂糖摂りすぎは良くないよ


「疲れたとき飲みたくなるんだよー」


わかるわかる🎵


今度会うときはホテルでもコーヒー飲めるように


持っていこう🎵

彼の考え

毎日夜10時頃チャットが始まる


私が寂しくないようにという王子の優しさ


そして毎日毎日


「愛してるよ!」の連発


一時間半程度のやり取りだけど


私は辞書をひきひき(汗)


時間かかるのでだいたい愛の言葉と一つのテーマを


やり取りするだけで時間が終わる(汗)


私の三才児以下レベルの文章でよく理解してくれてると本当に不思議


「ずっとずっと愛してるよ 将来のために努力しよう」


ありがたい事だ

こんなおばさんに(汗)


でもやはりのめり込み過ぎないよう言わなきゃ


王子、やっぱり年相応の彼女作らなきゃだめよ


「そうだね。王女とは結婚出来ないし、僕も子供も持たなきゃいけない」


ちょっと実際そんな日が来たらと思うと涙が…


「でも知らず知らずに王女を愛してしまったんだ」


私が心配なのはこれからの王子の人生を混乱させてしまったんじゃないかと思うことよ


「僕は何も混乱してないよ だから心配しないで一つ一つク


リアしていこうどんなことがあっても生涯愛するのは王女だ


よ」


うわ~ん(泣)(泣)(泣)


私も知らず知らずの言葉がピッタリだ!


こんなにいつもいつも王子を思ってるなんて


でもそんな日がきたら…


去るもの追わず明るくしっかりと送りだそうと考えている


もし心が繋がっていれば二人の形、関係が変わってもまた新


しい関係で繋がるんじゃないか信じてる


彼氏彼女の関係よりも大きくて豊かな関係


そうなるために常に冷静な気持ちでいよう


追いすがるような こんなおばさんが若いこ子を


みっともない私の美学に反するわ


それまでは名一杯甘えさせてもらおうと思う


こんなたくさんの甘い言葉を毎日もらえたらそれだけで幸せだ


毎日心豊かにいられる


生き返らせてくれてありがとう 私の王子くん

親密交流4日目 どこまでも優しい

村を朝散策して、手を繋ぎ珍しい特産のおやつなんかを買っ


て、あーん🎵と口にいれてあげる


王子くんも食べたことのない特産品二人で美味しい美味しい


と言いながら食べ歩き


それからバスで戻るのに少し待つ間、そばに広い菜の花畑


回りを見るとみんな年齢関係なく(笑)


女性をモデルに撮ってる


「王女菜の花のとこに立って!」


と、モデルの真似をする


一緒に撮ろうよ🎵


変顔したり、笑ったり、キスして撮ろうとするのでふざけたり

今みても笑えちゃう


バスに乗り


「これ聞く?」一緒にスマホで王子の好きな音楽を聴く


洋楽のソフトロックやオルタナティブが好きな模様


今は全く音楽に興味のない私


新鮮で一緒に聞いた


「王女は何聴くの?」


う、、最近流れるものを適当に聞いてるだけ(汗)


昔の言っても時代が違いすぎるから(汗)


でもしばらくよく聞いたワンオク


それを教えてあげた


聞きながら口ずさんでると


「静に静に!」


あっ!すぐ回りを忘れちゃう(笑)


「今度王女にこれを歌ってあげる🎵」


楽しみだな❤


バスは最後の観光地向けて走ってる


二人は一つのイヤホンで聞きながらうたた寝することにした