海の向こうの君に

40代終盤で既婚の私が海外に住む20歳年下の独身王子君と恋に落ちてしまった。きっとこんな関係二度とないだろうから、思い出の記録として残そうと思います。

次の逢瀬

「ホテル予約したよ」


ほんとー!!!


高いところはだめよー!!


「大丈夫!色々見て清潔感あるところにしたから」


ほんとありがとう!!


「王女が行きたい寺院もね、行かずにいるんだよー


一緒に行くために🎵」


ムフムフ!ぜーんぶ一緒にしようねー!


「あとね、一緒に地元のスーパー連れていきたいんだー」


わー!!!それいいね!!もう4、5回行ってるのに観光地とその裏道しかいけてないー!


王子のお陰で生活してる気持ちになれるかな!


SNSに最近子供が楽器の習い事を始めた事をアップした


「王女の息子すごいねー!楽器が出来るといろんなところで楽しめる。僕もピアノかダンスがやりたいな」


私もしたい楽器あるけどー、老後の楽しみかなー


「そうだよー!王女は家庭に仕事にその上語学、寝る時間なくなるよー!」


ハハハ!そうなのよねー!実は(笑)


老後の習い事の前に王子の国で生活するのも夢だしね!


「便利な大都会と自然豊富な田舎とどちらがいい?」


うーん。。大都会は便利だけどつまらないかなー。


「じゃあ前に行った田舎の村は?」


あそこはとても素敵だけど、生活したら退屈過ぎるかも


古い歴史のある少し都会がいいな!


「王女は古い建物好きだもんね」


うん!でも王子の近くが一番いいね


「そうだよー!王女は僕のものだからそばにいなきゃ」


「これからもたくさん色んなとこ旅しようね!」


うんうん! 二人で楽しくいられる場所見つけられたらいいね


私達探検家だものー!


「違うよ!僕は王女専門のカメラマンだからさー」


あっ!絶対必要な人だわ(笑)


まだ始まったばかりの私達


これから起こる夢盛り上がる


お陰で節約生活楽しめるようになったよー!

日本商品

王子くんと毎晩のチャット


まだ飽きてないみたい


ちゃんと同時刻にくる


が、最近忙しくて夕食後うたた寝してしまい


私の方が遅れて入る(汗)


友達に○○という商品聞かれたけど、日本ではどれくらいで売ってるの?と言うもの


調べて答えた


すると女友達に化粧品も聞かれたらしい


なんならいるものは買って持っていくよ


「いらないよ!そんなたくさんの荷物持ってこさせるわけにいかないよ」


ほんとに王子くん謙虚だ❗


ってことは友達にも私の事話してるのね(笑)


私、王子くんにもお土産買っていくからね🎵


「いらない!いらない!!こっちにも一通りのものは揃ってるんだから」


「王女の体一つで来てくれたらいいんだよ!重いもの持たせたくないんだ」


でもね、王子の事思いながら買い物するの楽しいんだよー🎵


重いっていっても空港しか歩くとこないんだし、後は車だから


「わかったよ!じゃあ軽いものでいいから!高くないもので!」


いくら日本製品が良いとはいえ、押し付けるのも彼の自尊心傷つけてもいけないし


少しだけにするよ🎵


彼はどんな旅を計画してるのかな?


楽しみだわ🎵

親密交流 帰国

4泊5日の旅も終わり


朝六時ホテルを出て帰国のみ


あまりに予想外の展開になり


想像以上の楽しさ


空港着いたらお別れ


旅の楽しい思い出!帰ったらまた普通の生活


なのに、わかっているのに自然と涙が流れた


王子くん黙って肩をぎゅって抱いてくれた


時間も迫ってて、ドラマのような別れも出来ず


日本について着いたよ


入れたけど返事なし


夢の世界は終わったんだなと思いながら


帰宅


夜チャットが


どうも帰って昼から仕事したらしい


そして…


国際交流から親密交流からほんとの愛の交流


へと変わった


好きになるのに時間も言葉もいらないんだね


そんな気持ちにさせてくれたのは王子くんだけ


それ以来今日まで夜のチャットは


欠かさず来る


もう終わるかな?終わるかな?と思いに反して


こんな私を愛してくれて感謝だわ


もうすぐ二度目の再会


「今度はたくさんキスマークつけるよ」


私もつけるもん!競争よ!私が勝つと思うけど( ̄ー+ ̄)


「僕が追い込むからね!」


待ちきれないよー!!!!