海の向こうの君に

40代終盤で既婚の私が海外に住む20歳年下の独身王子君と恋に落ちてしまった。きっとこんな関係二度とないだろうから、思い出の記録として残そうと思います。

好き

今夜は友達んちでお泊まり飲み会だから


あんまり返信出来ないかも


あっ!でもお話はしたいの


「わかったよ 適当な時間にメッセージいれるから ちゃんとそばにいるからね」



キャイ~ン❤大好き❤






いつも飲むメンバー女子三人 と、男友達一人


二人はバツイチで、一人は彼あり、一人は私には言わないけどおそらく既婚男性と始まってる


この女子メンバーくだらない女子トークは一切しないのだ
プライベートのはなし、男の話、のろけ、愚痴


さっぱりメンバーなので私も特に私の男性関係も話さない





酔っ払ったらやっぱり聞きたくなるよね~⤴王子の声


下手くそな外国語で


王子~⤴酔ったー


と、音声メッセージ入れてみた


「早く寝ろよ」


と、三回も動画が送られてきた🎵


また前髪伸びてる やっぱりセクシーな唇だ


大好きー⤴


「いつも想ってるよ」


「愛してるよ」


ずーーーっと愛してるよ🎵


「ちゃんと聞き取れたよ 僕もだ❗」


やったー!発音上手くなってるのかな!




二人の女友達と一人の男友達は???なに??


まあ、ほっといてあげてー!と、友達


色々聞いてこないのに理解してる友達感謝だ





こんなとき良いよね🎵


日本語以外の言語だから甘い言葉も言い合える


愛の言葉言い合うだけでも


ニヤニヤきゃーっ!!ってなってしまう


こんな気持ち何十年経験してないわ。忘れてた!


早く触れあいたいな


いつもそばにいないのにすぐそばにいてくれてるような


不安にさせない王子


幸せだな🎵

国際交流二人旅 とうとう会う

取り敢えず空港到着!


私のスマホは使えません!


wifiルーター持っていこうか、simカード買おうか悩んだ結果、なしで!


原始的な方法で旅しようと


王子くんが来てくれたら必要ないし


出口にいるのかなー?わかるかなー?


みんな同じ顔に見えないかなー?


会ってなんと言おうかなー?(汗)


私もいろんなSNSで男性とも会ったことがあるけれど、


見た目の問題じゃなく何かしら一緒にいるのが辛いと思う人もいた。鳥肌たったり、なんだろね?ほとんどの人が何かしら重いものを持ってるような感じがしてた。


近寄られるとなんかやな気分になると言うか(汗)


王子君と会ってそんな気分になったら残りの日程どーすりゃいいんだろ(汗)


うー、やっぱり不安不安 足取りおもーい(泣)


いろんなガイドや案内の人、たくさんの紙をもった迎えの人の一番最後に立ってる


あっ!!あれかな?とじっとみながら歩いてると、


屈託のない笑顔でブンブン手を振ってる❗(笑)



えーとえーとえーと(汗)(汗)


「タクシー行きます」


片言の日本語で 練習したのね!


真っ赤になって照れ笑いしてる!


私も年下だしだんだん落ち着いてきて、よしっ!


言葉のチャレンジだからどんどん話してみよう❗(笑)


なんだかとても穏やかで心がキレイな青年に見えた


ちょっと安心


それから鉄道に乗り換えて三時間


二人でその時間耐えれるかな?と不安もよそに


彼も私が言葉が通じるか心配してたのも知ってるので、


みっちり発音練習と、翻訳機と、ノートを使って


延々会話が続いた


私もお調子者な感じでたくさん写メ撮ったり、大笑い


本日の目的地到着


その日は彼がホテルを予約してくれてたのだが、


立派(汗)高そう(汗)


「高くないよ!安かったから大丈夫」


もちろん部屋も別に取ってくれて、ほんとに旅仲間~⤴


って感じで嬉しくなった🎵


私が食べたいもののお店を探して至れり尽くせり


「いいから、いいから!」と、その日の食事も、ホテル代も、交通費も出してくれた(汗)


ちょうど彼の誕生日も少し前にあったので、


今回のお礼もかねて、プレゼントを🎵


お揃いの時計


ただ、私が欲しかったからついでのお揃いに(汗)ごめんちゃい


めっちゃ喜んでくれたので、今日のごちそう分は返せたかなと(笑)


ほんとに好青年のガイドが出来てありがたや~⤴


そんな気持ちだったな🎵

死んだら

ペットが死んだ


「ペットはどうした?埋めたの?」


うん。明日埋めるよ


「梅の木の下?」


ああ、梅の木があるの話してたよね!
 
そうだよー


「じゃあ梅が鈴なりになるね(笑)」


ほんとだね(笑)


そー言えば王子よりおそらく16歳年上の私、


王子より早く死んじゃうかも


「そうだね」


お墓に入りたくないなー


自由でいられるように!


「そしたらもし王女が死んだら、僕の子供に亡骸を引き取りに日本に行かせるよ」


「そして一緒に僕の家の木の下に一緒に埋めてもらおう」


そっか、そうだよね、


やっぱり子供ってことは誰かと結婚するんだよねー


そうじゃなきゃいけないけど。ちょっと目がうるって(泣)


一緒に埋まるなんて幸せだけど…しばらく一人で待ってなきゃいけないね(笑)


いやいや、先のことなんかわからない


勝手に不安がるのをやめよう(笑)